おすすめ映画【仲人ブログ】
昨日は14日でTOHOの日だったので、仕事の合間に1100円で映画を見てきました♪
「殿、利息でござる!」のワンシーン(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
見てきましたのは『殿、利息でござる!』
廃れまくった江戸時代のとある宿場町を仙台藩主から利息を取ることにより再生させた人たちの物語でございます。
全ての役者さんが熱演!そしてまさかの羽生結弦君の初映画出演!
松竹の140周年と東北の復興支援にと作成されたものらしいので力も入りますね。
羽生くん以外の出演者を見てもずらりと有名どころばかり。個人的に言いますと、瑛大さん、寺脇さん、松田龍平さんの3人が好きな役者さんTOP10くらいに入るので役者さんを見るためだけとしてもウキウキしながら行ったのですが!
話が良い!
原作は『無私の日本人』
どうやら、こちらも映画『武士の家計簿』を見た宮城県大和町の元町議・吉田勝吉氏が、原作者・磯田道史に「この話を本に書いて広めて欲しい」と手紙で託したのがきっかけで「穀田屋十三郎」含めた「無私の日本人」を出版したのだとか。
町議さんが「うちの町のすごい人!」と紹介するほどですから本当にすごい。
穀田屋十三郎というのは阿部サダヲさん演じる役なのですが、宿場町の酒屋さん。それこそ本当に『無私の人』に見えます。
今まで私は『無私』という言葉を悪い言葉としてしか知りませんでした。
『他力本願』とか『指示待ち人間』みたいな。もしくは、『主体性が無い』というような感じ。
ですが、この映画はそういう話ではありません。むしろ『無欲』に近い話。すごくすごく努力するけど、それは自分のためでも無く、名誉のためでも無く、見栄のためでも無く。ただひたすら困っている町の人間が目の前に居るからそのために。
しかも子々孫々までこの行いで他人に自慢してはいけないと
すごい人とたちです。
本当の尊敬されるべき人ってこういう人たちだな、とつくづく思いました。
コメディのはずなのにメッチャ泣きました!
是非皆さん見てください!
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